うつ病回復期に食べたウツウツした気分をアゲる食材




うつ病で心も身体も思うようにならない時は、食べ物のことなど気にしている余裕はない。
しかし回復期なり気分が良い日がでてくると、心に良いことを取り入れたくなってくる。
そんな時に、筆者が食べて気分が上がったと感じた食材を、いくつか挙げてみたいと思う。

【体験談】うつ病を患い精神科病棟に入院した話を語ってみる

女は生きてるだけでシンドイ

女はただ生きているだけでシンドイ。

一年中、周期的に変わる女性ホルモンに振り回され、気分は上がったり下がったり。
子どもを授かれば、妊娠中、産後も心は揺さぶられまくる。
子どもが育ってきた頃には、更年期。
いつ始まっていつ終わるのか謎なまま、つねに心が重苦しい。

われわれ女たちは、うつ病にならなくとも、憂鬱とは切っても切り離せない関係だ。

時には、ハメを外して憂鬱を吹き飛ばすのもアリだろう。
しかし、爆上げして気分を盛り上げても、後で必ず振り戻しが来る。

そのような一時的な対処ではなく、ふつうの日常の中に憂鬱ケアを取り入れていきたい。
ふと気がついたら「気分がいい日が多くなってる」ぐらいの自然な感じがちょうどいいのだ。

ウツウツした日が続くときは、じわじわと気持ちの底上げをしていこう。

そのひとつの方法として「食べ物」に気を配っていきたい。
日々、口に入れるに食べ物を意識するだけで、気持ちの変化が訪れる。

アラフォーともなれば、ウツウツとした気分の対処法はいくつも身に着けていると思う。
でも食事は適当だったのよね、という方がいたら、筆者の体験談に耳を傾けていただきたい。

うつ病の時に医師にいわれた言葉

筆者は3年間うつ病を患っていた。
うつの間は、気持ちの落ち込みだけでなく、様々な症状に悩まされた。

めまい、胃痛、頭痛、生理不順・・・。
精神科だけではなく、内科、婦人科と病院巡りをする日々だった。

その時に、どの科を受診しても、医師に言われたことがある。

「食事をきちんと摂らないと良くならないですよ。」

うつ病の真っただ中にある時は、食べられるものを食べるしかない。
しかし、回復期に差し掛かってきても私は、食事の内容を改めることをしていなかった。

家族がいるので、料理はしていた。
しかし、出来上がった料理を見てもなんだか食べる気がしないのだ。

食欲がないわけではない。
お腹はすくのだが、ごはん、おかず、汁物を食べることに抵抗があった。

それでもなぜだか分からないが、ジャンクなものなら食べられる。
チョコレート、クッキー、カップ麺、菓子パン、そういうものなら食べたいのだ。

調子がいいと思える日が増えてくると、もっと良くなりたいという欲が出てくる。
医師の助言には半信半疑だったが、ジャンク以外の食べ物を食べてみようと思った。
食事を変えるというのは手軽な方法であり、運動をするよりもずっとハードルは低い。

そこから私は、口にするものに対しての意識を変えた。
うつを治したいという気持ちが一番、次に、身体の不調を改善したいという気持ちから、身体によい食事を心がけるようになった。

そのような食事を摂ることによって、やる気が起こり、気持ちが明るくなるのを感じた。
うつ状態の改善だけなく、健康を維持するためには、食べたいものを食べるだけではダメなのだと痛感したのだった。

うつ状態の時に積極的に摂った食材

以下の食材は、私がうつ状態の時に、積極的に摂ったことで心に変化をもらたした食材である。

ウツウツした時に食べたい食材

 牛肉(タンパク質)

 納豆(ビタミンB12)

 ひじき(鉄分)

 ほうれん草(鉄分)

 小松菜(鉄分)

心と身体に良い食事は、突き詰めていくとキリがない。

かつてヨガをやっていた頃、玄米採食やマクロビオティックを学び、生活に取り入れてきた。
そのような食生活で数年間過ごした私自身の体感と、同業者たちを見て思うのが、食事法においても「ほどほどがよい」ということだ。

私が上記の食材を摂るように心がけた理由は、手ごろな値段で簡単に調理できるから。
自分に無理のない範囲でできること、そして、自分の好みの味であることをポイントとした。
身体によい食べ物だからと言って、苦手なものを食べるつもりなどさらさらなかった。

上に書いた食材は、タンパク質、ビタミンB分、鉄分を意識して選んでいる。
それらの食材が筆者の「心に効いた」理由は、以下の項で詳しくお伝えしたい。

積極的に摂った食材その1:心にガツンと効く「牛肉」

下の写真を見ていただきたい。

なぜだか分からないけれど、牛肉のステーキを見るとガッツが湧いてこないだろうか?

ちなみに写真の牛肉は国産牛ロースだが、特選とか特別飼育と書かれているオーストラリア産牛肉もなかなか美味しい。
しっかりとした歯ごたえがあり、赤身の味だって悪くない。
少々高めのオージービーフでも国産牛よりは安いので、コスパがいいのでおすすめだ。

さて、牛肉が心に効いた話をしよう。
上でも触れたが、牛肉のステーキは見ただけで力が湧いてくる。
このルックスも心に作用しており、食が進まないと感じる時でも、ひとくち食べてみようかという気分にさせ、食欲が出てくる。

ご存じの通りたんぱく質は、健康な心身には欠かせない存在だ。
ウツウツした状態の時には、「心を落ち着かせる」セロトニンや「やる気スイッチ」ドーパミンの元となる、必須アミノ酸、トリプトファンを豊富に含んだたんぱく質を摂るとよい。

このトリプトファンを多く含んだ食材のひとつが「牛肉」なのだ。
また牛肉には鉄分もたっぷり含まれているので、鉄分不足によるうつ状態の改善も期待できる。

ウツウツとした気分の時に牛肉は最高だ。
筆者の場合、こま肉ではなくステーキや焼き肉でドーンといただくことで気分が上がった。

ステーキや焼き肉で牛肉を摂る際に、ひとつポイントがある。
それは肉に「レモンを絞る」ということ。
レモン(ビタミンC)と牛肉を一緒に摂ると、鉄分の吸収率がアップする。

筆者おすすめの牛肉の食べ方は、焼肉ザパンチに生レモンをたっぷり絞って食べること。
鉄分を多くゲットでき、しかも激ウマなのでぜひ一度試していただきたい食べ方だ。

この日のステーキの付け合わせは、ニンジンのラぺだった。
ウツウツしている時ならば、ほうれん草や小松菜のお浸しを、迷わず作っていただろう。

積極的に摂った食材その2:味よしコスパよし「納豆」

納豆ほどガチな食材も珍しい。
インフルエンザが流行れば売り切れるし、コロナウイルスでも個数制限がかかっていたほどだ。

このスーパーフード「納豆」は、うつ状態にも効果があった。
ここでは、ウツウツした状態と納豆が有するビタミンB12との関係を、お話したいと思う。

ビタミンB12が欠乏するとうつを引き起こすという説がある。
(参考:ビタミンB12欠乏症@ウィキペディア
またビタミンB12は、脳内物質「セロトニン」の合成に必要な栄養素でもある。
この事を知ったうつ病回復期にあった筆者は、毎朝納豆を食べビタミンB12 を摂取し続けた。

納豆とは不思議なもので、毎日食べても飽きることがない。
するすると口に入り、お茶碗一杯分の白米ぐらいはサラっといけてしまう。
朝は紅茶とお菓子ですませていた筆者は、納豆を摂りたいがために朝食を見直すことができた。

うつからの脱却のために、納豆が一役買ってくれたことは間違いがない。
データから言っても、ビタミンB12の摂取はウツウツ女性には欠かせないことがお分かりいただけるだろう。

積極的に摂った食材その3:鉄分を含んだおいしい副菜

鉄分不足もうつを引き起こすというのは有名な話。
女性は毎月出血があるので、意識的に鉄分を補給していかないとカラカラになってしまう。

鉄不足になると、身体は鉛のようになり、階段を上がるのもやっとになる。
もちろん心もどんよりとし、何もする気が起きない。
自分でも鉄不足だと分かるぐらいに、とにかくすべてが重苦しく感じられるのだ。

そのような状態になってしまったら、手っ取り早いのは病院で血液検査を受けること。
鉄剤を飲めば、症状はわりとすぐに軽くなっていく。

そこまでいかないウツウツには、食事から鉄を摂ることを心掛けたい。
鉄分を含む食材はいろいろあるが、副菜として調理するのにぴったりなものを、ルーティン化して食べるようにしていた。

鉄分摂取におすすめの食材は、ひじき、ほうれん草、小松菜。
ひじきは煮物に、ほうれん草と小松菜はお浸しにするのが定番だ。

鉄分もまた、脳内物質「セロトニン」の合成に必要な栄養素。
ぜひとも積極的に摂って、だるさやうつ状態を解消していただきたい。




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